いつまでも元気でいる為に足指を伸ばして広げるべき3つの理由
みらいクリニック所属フットケアセンター
ゆびのば体操&加圧インストラクターの石田力です。
今日は「なぜ足指を伸ばして広げると元気になれるのか」を書いてみます。
あなたの感じているカラダの慢性痛や姿勢のズレなどのお悩みの解決に繋がると思います。
1.足指を伸ばして広げてバランス力UP
足指の一番の働きは「カラダを支えること」です。
陸上で生活する他の動物との一番の違いは、人間は二足歩行だということです。
四足歩行と二足歩行、どちらがバランスがとりやすいと思いますか?
もちろん四足歩行ですね。
自動車とバイクでも同じことが言えます。
これは「支持基底面」の広さが違うからです。
逆立ちをするイメージをしてみて下さい。
手で地面を押して、カラダを支えますよね。
イメージの中の手の指はどうなっていますか?
しっかりと伸びて広がっていますよね。
指を曲げたり、閉じた状態ではバランスがとりにくくなります。
まして、手の指を地面につかずに逆立ちなんてできませんよね。
私たちが普段意識していない足指も同じことが言えます。
しっかりと伸ばして広がった状態が本来の状態です。
あなたの足指はどうですか?
一度チェックしてみてください。
2.冷えやむくみの改善
女性に多い症状に冷え、むくみがあります。
足指の働きとそれらの症状には大きな関係があります。
以前、むくみについて書いた記事があるのでそちらも読んでみて下さい。
冷えについても同じことが言えます。
ふくらはぎの筋肉を使わないと血流が滞ってしまいます。
「ふくらはぎは第二の心臓」と聞いたことはないですか?
血液にも重力がかかっているため上半身に戻るには強い力が必要です。
そのため、心臓のポンプ作用だけでは上半身にはなかなか戻れません。
ふくらはぎの筋肉をつかい血流を起こす必要があります。
足指を伸ばして広げたらしっかりと使いましょう。
3.リラックス効果
はじめに書いた「慢性痛」や「姿勢のズレ」これはなぜ起こるのでしょうか。
私の考えでは「無意識的なリキみ」からきていると思います。
なぜリキんでしまうのかというと「カラダの土台」が調っていないからです。
「カラダの土台」とは足指のことです。
人間のカラダは凄く良くできていて、どこかが調子を崩すと周りが補おうとします。
例えば「綱引きをしていて誰か一人が手を抜けば、まわりの負担が大きくなってしまう」というようなイメージです。
その結果、周りで頑張った人に筋肉痛(痛み)が起こったとします。
筋肉痛になった人は筋肉が弱いのでしょうか?
・・・違いますよね。
手を抜いた人がいなければ筋肉痛は出なかったのではないでしょうか。
このように、バランスを補おうとしてリキんでしまっている方はとても多いです。
残念なことに皆さん、ご自身がリキまれていることに気が付いていません。
そして、クリニックで皆さん同じようなことを私におっしゃいます。
「急に○○が悪く(痛く)なった」
急じゃないですからね。
ずーっと頑張ってくれてたんです。
ただ、それにあなたが気が付かなかっただけです。
チカラを抜くためにも、足指を伸ばして広げてあげませんか?
足指を伸ばす・広げる「ゆびのば体操」
変な馬が出てきますが、内容はまじめなものですのでご安心ください(笑)
動画内でも書いていますが、ゆっくり、優しくおこなってくださいね。
********著者********
みらいクリニック所属
フットケアセンター担当
石田 力(Chikara Ishida) e-Motion Lab.代表 JHCA認定フィジカルコンディショナー ゆびのば体操インストラクター 加圧インストラクター******************